Twitterより転載（2010-10-29）
- cop10名古屋議定書、2020年目標、ついに土壇場までもつれこんだ。「もう10億円上乗せするからこの議長提案で合意しましょう」と日本も粘るが、さて通るか。
- COP10名古屋議定書の争点のひとつは、議定書合意以前へのABSの遡及効を資源国グループが求めている点だが、COP10以前にその点はあまり議論されていなかったと思うし、国際法上異例なことだとも思う。
- アフリカ諸国は、大航海時代に持ち出された遺伝資源までさかのぼった利益分配を求めているとのことだが、たとえば現在のサブサハラアフリカ諸国の多くで主食になっているメイズ（トウモロコシ）について、利用国として支払う側になる可能性もある。
- でもメソポタミアのコムギとかまではさかのぼらなくて良かった。あと全人類の遺伝情報はすべてアフリカから持ち出したものがもとだから、全文明の利益をオルドバイ渓谷周辺に分配、とか。...意味のないつぶやきです。
- 最終日の午後12時近くまでずれこんだ、COP10最終全体会議の中継をツイッターで見ている。手に汗握る展開。
- 名古屋議定書と、愛知ターゲット（そういう名前にするとのこと）、合意された。よかったです。
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