Twitterより転載(2009-12-30)

  1. マレーシアでは年末年始は文化的に重要ではないので、町のようすも変わらない。
  2. でも、今朝は日本からのメールがぜんぜん届かなかったり、NHK衛星放送が特別番組だったり、ウェブやTwitterで年末年始名書き込みが増えたりと、多少は年の瀬の気分を共有している。こどもとプールで遊ぶ年末ですが。さて、年賀メールを仕上げるか。
  3. 家族でアバターを観てきたところ。日本で帰国中に3Dで観れば良かった。
  4. アバター:これも、J・キャメロン監督という点以外は全く予習をせずに観た。いまどきこれだけ大上段に、白人酋長もの、ノーブル・サベージ幻想をやるとは...
  5. アバター:(ネタバレ)「原住民達に負けた悪い白人たちはみんな国に帰りました。白人酋長は身も心も原住民の仲間になって、彼らと末永く幸せに暮らしました。」って今時そんな結末があるかよ!
  6. アバター:白人酋長のお話としては、「ダンスウィズウルブス」から確実に逮捕しています。あと、日本の白人酋長物語である、宮崎監督の一連の作品、「コナン」、「ナウシカ」、「もののけ姫」からも。
  7. アバター:いやつまり、娯楽作として痛快でハッピーエンドな終わり方をする白人酋長物語を描ける場所は、もうこの地上にはなくて、未来の遠い惑星を舞台として準備する必要があったということか。でもそれも、20年前にナウシカがやったことだよね。
  8. アバター:以上のごとくいちいち物語を脱構築しながら観ていたのですが、実はやはり面白かったのです。白人酋長物語を幻想として否定したいと思いながら、いまだにどこかで惹かれてしまうというアンビバレンス。
  9. アバター:それにキャメロンだから戦闘シーンがすばらしい。ボトムズ似のパワードスーツと巨獣の対決には燃えたー。

Powered by t2b