本の電子化

(他人にも役に立ちそうなEvernoteの備忘録は、文体整えてこのブログに載せることにする。)

 まもなく日本からプラスの裁断機が届く。これで持っている本の背表紙を切ってばらばらにして、それをScansnap S1500Mでスキャンし電子化する予定だ。ウェブの各所で報告のあがっている個人ができる本の電子化ソリューションです。でも、以下の記事を読んでいて、それよりも良い選択があるかもしれないことに気づいた。

 それは、
 「当地のコピー屋に本をスキャンさせる。」
 なんともアナログなソリューションだが、これなら本をばらばらにする必要はない。パソコンの中には電子化した本、そして本棚には本の実物が残ることになる。上記の記事によれば日本だと本のスキャンに一冊500円のコストがかかるとあるが、マレーシアの物価に照らせば一冊100円程度ですむのではないか(未確認)。さいきんはコタキナバルのコピー屋に「スキャンします」という立て札が出ているのをよく見るから、ちょうど良い。
 店にスキャンさせた場合、あまり丁寧な仕事が期待できないので、読み取り結果に落丁乱丁がないかの確認という一手間がかかろう。また、OCRまでかけてくれる気の利いたところはないだろうし、かけても品質に不安があるから、自前でAdobe Acrobatで後からOCRという手間もかかる。
 日本から届く裁断機が無駄になったかと、悔やみかけたが、そのオプションも依然として有効だ。雑誌やマンガなど、電子化したファイルのみがあればよい場合には、裁断して自前でスキャンしてしまおう。良く参照するなど、本の実物が惜しまれる場合は、切らずに店にスキャンさせよう。
 本棚にはよく使う本当にお気に入りの本のみが残ることになる。どうだろ、美しいかな。