Twitterより転載(2009-09-19)

  1. 予想通りマレーシアでは今日の日没にラマダン明け。つれあいの実家にて、午後8:15頃にマレーシア国営放送にて国王の代理人が「ラマダンが明けました」という放送をすると、集まっている親族達から歓声が上がった。
  2. 山本博之著「脱植民地化とナショナリズム」によれば、マレーシア連邦になる前の英領北ボルネオ(現サバ州)においては、宗教を管轄する当局が存在せず、断食明けの決定さえも地域によって統一がとられていなかった。これが同地域全体のムスリムを統合する機構が求められる一つの契機となった。
  3. 今や国が断食明けを決めるのでそういう問題はない。なお、未だ新月の実測を条件としているものの、断食明けの決定は検証可能な基準に基づいている。それがテレビにより全国あまねく通知される。テレビ放送とナショナリズムの関係というのも面白いテーマ。「テレビ的教養」という本も気になる。
  4. 1リットルの涙」を連れ合いの姪達が見ている。日本で人気だと聞いたのは1年くらい前だろうか、そういう時間差はあるが今も日本のドラマはこちらでも人気です。
  5. ダメっす、みてらんないこのドラマ。歳とると涙もろくなるって本当だしやだね。

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